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  • 執筆者の写真naz3226

オンライン取材の難しさを知る。

この仕事をして、20数年。この1年の仕事の変化に何とか順応できるよう、オンライン会議、オンライン取材、オンラインキャラバン、“オンライン生活”にもだいぶ慣れているように思います。今思えば、昨年6月ごろにオンライン取材した内容はホントに悲惨だったな、と。4人ぐらいで慣れないZOOMを組んで、私が取材対象者に質問を投げて相手が答える、という仕組みなんだけど、みんながみんな気を使っているんだか、けん制しているんだかわからないけど、微妙な空気が流れて話がぜんぜん弾まないし、流れがぜんぜんうまくつかめない。画面ごしのやりとりがこんなにも気まずい雰囲気になるんだと思い知った1時間。あの時のことは今でも忘れない・・。

あれから時間が経ち、人間って慣れるもんですね。だいぶオンライン取材も調子よく話せるようになりました。失敗することで、学ぶこともあるもんですよ、ほんとに。

私のように「取材」という切り口で仕事をする方って、そんなに多くないと思うのですが、オンラインの会議などにも共通しそうなことなので、僭越ながらアドバイスします。

【オンラインでのおすすめポイント】

1.相手の話をさえぎらない。

これは対面でもそうなんですが、オンラインではなおさらだと思います。相手が話し終わるまでよーく聞く。しかも、聞くときは、ややオーバーアクション(相槌をついている、少し笑顔になるなど表情を豊かに!)

2.自分が話したいことをあらかじめ想定しておく。

会話はキャッチボールなのですが、オンラインではなかなかうまくできません。なので、話のテーマになる想定質問や答えをある程度、MTG前に準備しておいたほうがよいです。

3.話のリズムにのっておく。

簡単そうに見えますが、このテクニックはかなり難しいんです。取材対象者の話を展開させるというなかなか高度なテクニック。相手の話の内容を膨らませるっていう感じでしょうか。相手が興味ありそうなこと、話をもっと広げてくれそうな内容(キーワード)をしっかり押さえたうえで、質問をするんです。そうすると、相手はもっと話してくれますよ。ただ、この方法もすべての取材対象者に通用はしないので、言葉少な目な人の場合は、申し訳ないですが誘導尋問風に答えを求めることもあります。そうしないと、原稿書けないときもありますからね。



きっとコロナが終息してもオンラインでの仕事は続きますから、苦手意識は取っ払います。

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