先日訪れたバイロンベイで、オーストラリア生まれのブランドをまたひとつ見つけました。
「iKOU」「イコウ」。

何だかなじみのある言葉ですよね。ブランドの名前は、日本語の「憩う」からつけられたそうです。
ブランド誕生は2007年。NSW州のシドニーから約80キロ離れた、世界遺産に登録されているブルーマウンテンズ国立公園の中心部で処方・製造されたオーガニックスキンケア・ボディケアブランド。
美容とウェルネスを組み合わせることで、日常のストレスを解放し、こころとからだ、両面にアプローチします。
バイロンベイのセンスのいいショップが並ぶ一角にお店があり、一歩足を踏み入れた瞬間にアロマのいい香りがふわっと立ち込め、もうそれだけでリチュアルがスタート。

スキンケア、ボディ、バス製品が充実して、お店のいちばん奥には大きなバスタブがありました。
スタッフの方にお話しを聞きましたが、オーストラリア産の植物にこだわり、100%ビーガン&クルエルティフリー。さらに、地球環境にも配慮していて、太陽光発電や風力家電によるエコビジネスで、数々の賞を受賞しているとか。

「iKOU」というネーミングだけあって、いくつかテスターを試してみましたが、どれも深く深呼吸をしたくなるようなくつろげる香りです。
私が購入したのは、アルコールフリーのふき取り化粧水。オーガニックカレンデュラ、ザクロ、ワイルドハイビスカスなどの植物がたっぷり含まれていて、爽やかな香りとともに肌をすっきりリフレッシュしてくれます。ヒアルロン酸やナイアシンアミドといったパワーのある保湿成分のおかげで、潤いながらも肌にハリが感じられますね。
お店の中を歩いていると、たわしのようなボディブラシを見つけました。私がじっくり観察しているのを見て、スタッフが近づいてきました。

「これはドライブラシとして使うものなんだけど、日本でも人気あるかしら?」
触ってみましたが、日本人の肌は少し硬そうな気がしました。それに、私にはやはりたわしに見えたので、「日本ならこの製品は、キッチンツールとして使うと思うわ。シンクやフライパンを洗うとき便利かも」
私がそういうと、スタッフは一瞬目を丸くしていましたが、すぐににっこり笑っていました。
そのほかにも、「ZEN」と書かれたハーブティがあったり、ボディ用のマッサージオイルも充実しています。

日本から遠く離れたバイロンベイで見つけた「iKOU」。
オーストラリアと日本をつなぐ、美しいオーガニックコスメです。
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