【メルボルン美容日記】お風呂が恋しい季節に。大人のための癒し空間「Sense of Self」へ
- madoka natsume
- 9 時間前
- 読了時間: 3分
秋が深まるメルボルン。恋しくなるのはやっぱり「お風呂」
メルボルンは朝晩の気温が10度以下になる日も増え、すっかり秋が深まってきました。こうなると、恋しくなるのが日本のお風呂文化です。
私が暮らしているアパートにはバスタブがなく、シャワーだけの生活が続いています。最初は「そのうち慣れるだろう」と思っていましたが、実際は慣れるどころか湯船に浸かりたくてたまらないのです。
日本にいたころは、ふらっと車で近くの日帰り温泉に行くのが好きでした。湯船に浸かった瞬間、体だけでなく心もじわじわーっとゆるんでいくあの感覚が、今では幻想のよう……。
バスタブのない海外生活。メルボルンで見つけた理想の癒しスポット
どうしても日帰り温泉のような場所に行きたくなり、メルボルンで“温泉っぽい”体験ができる場所を探してみたところ、出会ったのが「Sense of Self(センス・オブ・セルフ)」です。

場所はメルボルンでも人気のカルチャーエリア、コリンウッド。センス・オブ・セルフは、サウナやミネラルバス、ハマス(トルコ式スチームバス)を備えたウェルネス・デイスパです。
施設に一歩足を踏み入れると、洗練された静けさとやさしい光に包まれた空間が広がります。まるで、都会の中にある瞑想のための「大人のサンクチュアリ」のようでした。
「静けさ」が主役。心身を整えるウェルネスタイム
私が訪れたのは平日の朝。実はこの時間、おしゃべり禁止のルールがあるのです(Quiet Morningといって、7時~12時まで。ちょろちょろ流れる水の音に耳を傾ける時間)。誰もが静かに過ごしており、ミネラルバスやサウナの中でも、まるでそれぞれが瞑想しているかのよう。
水着を着て過ごすスタイルなので、日本の温泉のような裸の付き合いはありません。むしろ、「人目を気にせず、ただ静かに自分を整える」いう体験が新鮮でした。
ミネラルバスの温度は熱すぎず、じんわりと体を温めてくれる39度。ゆっくりと湯に身を沈めていると、頭の中の緊張がゆるんでいくのを感じました。

ジェンダーフリーな癒し空間。ひとりの人としてリセットできる場所
Sense of Selfのもう一つの魅力は、「ジェンダーフリーで誰でも利用できる」という点です。利用者は皆、スタイリッシュな水着を身につけて、それぞれの時間を楽しんでいます。
裸で入る日本の温泉とは文化が異なりますが、人としてただ静かに自分と向き合える空間という点では、むしろよりリラックスできると感じました。

シドニーにもオープン!月イチ、いや月ニで通いたくなる理由
「また来たい」そう思える場所に出会うことは、海外生活においてとても貴重です。Sense of Selfは、私にとってまさにそんな場所でした。
「月イチじゃ足りないかも。月ニで通いたいな」と本気で考えています。最近はシドニーにも店舗ができたそうで、帰国する前に行ってみたいです。
お風呂が恋しい海外暮らしに、Sense of Selfという選択
お風呂文化のない国で暮らすというのは、思っていた以上に「自分を緩める時間」が持ちにくいのだと実感しています。
Sense of Selfは、日本の温泉とは違いますが、静けさとあたたかさで包み込んでくれるような場所です。メルボルンで心身をリセットしたいとき、ぜひ訪れてみてください。
Sense of Self(センス・オブ・セルフ)
住所:30–32 Easey Street, Collingwood, VIC 3066, Australia
電話番号:03 9917 5412
ホームページ:Sense Of Self
営業時間
月曜日:10:00〜21:45
火曜日〜日曜日:7:00〜21:45
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