最後に海外に旅をしたのは、2019年の冬。年末に近い冬の韓国を3泊4日旅しました。韓国の代官山と言われる、お洒落スポット「カロスキル」でゆっくりお茶を楽しみ、韓方化粧品「雪花秀スパ(ソルファススパ)」でのフェイシャルも最高でした。
振り返れば、2019年はよく旅をしていました。4月に1週間ほどハワイに行くことができましたし、夏はイタリア、フランス、イギリスと3か国を3週間かけて周遊していました。まさかこんな世の中になるなんて夢にも思わなかったのですが、もしかしたら神様が「今年は行っとけ・・・」って背中を押していたのかも知れません。
あれから2年以上の時が経ちました。そうそう、2020年もじつは3月にオーストラリア・メルボルンに行こうと思っていてチケットもホテルも手配済みでした。でも、2月になると状況は一転し、日本もオーストラリアもロックダウンになりました。初めて上陸予定だったメルボルン…。下調べをばっちりしていたので、今も悔やんでいます。
正直、こんなに長い間、海外に行けないなんて思っていませんでした。気づくと、パスポートも失効になっていました。パスポートがない。こんなこと、パスポートを取得して以来、初めてのことです。
時代も変わり、私自身にも変化がありました。
海外に行けない、ということを受け止める、受け入れることができるようになりました。それは、とても時間がかったように思います。だって、本当に旅をすることが何よりも大好きでしたから。
そんな私を救ってくれたのは、ディプティックでした。今年は60周年のアニバーサリーで、様々な限定コレクションを発売しています。今、こうしてこのブログを書いているデスクにも、「香港」をイメージしたフレグランスキャンドルを焚いています。いい香りです。そうそう、2019年には香港にプレスツアーにも行きました。初めての香港。あんなに活気があって、インターナショナルで、人がやさしくて、食べ物がおいしくて、カルチャーが盛んな都市はなかなかありません。また、旅をしたくなりました・・・・。
ディプティックから第四章となるメゾンにインスピレーションを与えた5都市の特別なコレクションが登場します。その目的地は、パリ、ヴェネチア、ミリエス、京都、ビブロスです。香りは想像力をかきたてる大切なツールです。私が手に取ったのは、京都とヴェネチア。しばらくはディプティックの香りで旅をします。ありがとう、ディプティック。
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